経理って制服着た眼鏡の女性がもくもくとパソコンをたたいてそう。。
しょっちゅう経費精算のことで文句言ってくる人って大抵女性だよな。。
経理って男でもなれるのかな?
女性ばかりの職場なんじゃないのかな?
今回はこのような疑問にお答えします。
経理は女性のイメージが強い
確かに女性比率は高め
私はこれまで複数の部署を経験していますが、どの職場も部員の半分が女性です。
ただし全ての部員が女性ということは決してありません。
内勤でデスクワークが基本
経理の仕事で特徴的なのは出張が少ないことです。(外出レベルはあります)。
監査法人・税理士・コンサルと折衝する機会はありますが、社外へ出かけることはほぼありません。
当然お客さんやベンダーと直接交渉することもめったにないです。
ルーティンワークが多い
経理の仕事は単純作業が多いです。
年次・月次・日次と一定の周期で同様の仕事を繰り返します。
細かい仕事が多い
現金残高管理や経費精算では1円の誤差も許されない業務です。
収入は営業より少ない
上述したように外回りの仕事がないため、出張等の手当てがもらえません。
また新規受注獲得などインセンティブ報酬がありません。
とはいっても主力は男性社員が多い
期限間際は残業
月次決算後に経営報告資料を作成する、東証に決算短信を開示する等、期日を守らなければならないことが多いです。
そのため、全ての人に当てはまりませんが、時に明け方まで仕事なんてこともあります。
そうすると体力があって、ある程度無理ができる男性が必要とされるシーンは多いです。
付加価値の高い業務も多数
単純作業の多い経理であっても、実際は付加価値の高い業務も多いです。
そのような業務を派遣社員・パートさんが担うことはありません。
それらの業務は、将来成長が見込まれ、幹部となることが期待される総合職社員に託されます。
具体的には次のような業務です。
一部派遣社員やパートさんが担うとしても、全体のとりまとめは総合職社員が行います。
- 会計スキーム設計や税務調査対応
- オペレーションの安定と効率化
- メンバーのマネジメント
- 予算管理と経営報告
女性向けの求人に応募した場合
お祈りの連続
求人票の職務詳細には女性を募集していると明記していないことも多いです。
女性活躍中などそれとなく女性向けの求人と匂わせている程度ですよね。
そのため仮に女性経理向け求人に男性が応募したとしても、お祈りとなるだけです。
苦い思い出が蘇ります。。
付加価値の低い仕事
大手企業になればなるほど、データ入力といった付加価値の低い仕事は総合職以外のスタッフが担当します。
基本的に女性である一般社員(総合職以外)・派遣社員・パートさんにお願いすることになります。
男性経理には総合職としての道以外ない
したがって、男性経理を目指しうまく経理部内でやっていくには、付加価値の高い仕事を進んで担っていく他はないのです。
まとめ
男性経理には、総合職としての役割が求められています。
したがって、付加価値の高い仕事を完遂するために、会計・税務を中心に経理の専門性を養っていく必要があります。
経理を志望する場合は、少なくとも簿記の勉強はスタートさせておきましょう。