給料上がらないな。。
この会社給料低いからな。。
とお酒を飲みながら愚痴をこぼしたことはありませんか?
経理職が給料アップする方法は2つあります。
実際、私は給料アップに成功した現役経理マンがそれでは詳しく解説していきますね!
なぜ年収が上がらないか
評価されていない
上長から評価されておらず、昇給やボーナスが充分ではないことが考えられます。
理由としては次の2つになります。
実績が足りない
経理の評価は減点方式なところがあります。
普段から、
- 与えられた仕事を単独で完結できているか
- トラブルを繰り返しメンバーに助けてもらうことが多くないか
注意して、仕事を行いましょう。
そのうえで、業務改善(コスト削減につながる施策がメイン)を行えているか等が問われます。
上長に気に入られていない
上長は昇給やそれにつながる評価を行います。
そのことを気にせずに何となく働いている人も多いでしょう。
しかし、いずれにせよ上長に気に入られるに越したことはありません。
収入が低い業界に属している
コロナ禍前より、宿泊業・飲食サービス業は収入の低い業界と言われています。
ボーナスはわずかですし、毎年の昇給額もほぼないといったこともあります。
年収を上げるには
昇進する
次にあげるのは、年収を上げるための堅実な方法です。
まずは地道に取り組んでいくことをおススメします。
実績を残す
チームや会社の要求にこたえることができているかどうかが問われます。
急な欠員を力業で穴を埋めたこと、固定資産減損や繰延税金資産取崩を回避するロジックを組んだことなど状況によって様々です。
専門性を高める
会計と税務
他の会社でも重宝される業務経験を積めるよう、主体的に担当業務を選んでいくべきです。
例えば、次にあげる業務は経理でも専門性が高い業務です。
- 連結決算
- 税効果会計
- グループ通算税制
- 国際税務
総合職社員であれば、データ入力といった付加価値の低い業務を積極的に続けてはいけません。
IT
こちらも非常に重要なスキルの一つです。
DXという言葉が流行っていますが、要は、事務における単純作業を減らしていくということです。
今後、どんな会社でも会計システムの導入や刷新は続いていくでしょう。
自社のシステムを理解して、システムベンダーと折衝し、プロジェクト管理ができる経理人材は重宝されます。
資格取得
多くの企業が、様々な資格取得について、費用負担や取得手当を設けています。
また資格によっては、取得しているだけ価値があるとみなされて、毎月基本給にプラスされる制度となっている場合もあります。
簿記二級
経理の基本である簿記を学ぶことができます。
実務は、簿記のテキストのように単純ではなく、会社ごとに様々な仕訳があります。
TOEIC
スコアアップを目指して学習しましょう。
ビジネス英語力を効率的に上げることができるコスパの良い資格です。
USCPA
英語ネイティブ受験者の合格率は50%程度です。
英語力がもともとある人にとってはそれほど難しい試験ではないはずです。
公認会計士試験と税理士試験
非常に難関試験です。
資格取得者は専門業務を行って、独立することができます。
転職する
一番手っ取り早い方法です。
ダラダラ勉強だけして何の資格も取得できないこともあるかもしれません。
その場合は、残念ながら収入が大きく増えることはありません。
ちなみに転職することで、新しい知識と経験を同時に得ることができます。
業界の変更
前述した宿泊業や飲食サービス業といったもともと収入の低い業界は、昇給額もボーナスも少ないです。
業界にこだわりが強いのでなければ、思い切って他の業界の企業へ転職するのが良いかもしれません。
収入の高い業界を目指すと難なく年収アップが実現するでしょう。
大手企業
中小企業から大手企業へ転職することは決して簡単ではありません。(大手から大手に転職は別です)
大手では、従業員数が多いため、転職先の年齢別職種別の給料がネット上でも詳細に公開されています。
転職後にどれくらいの年収を得たいか事前に調べてから応募先を決めましょう。
大手に転職すれば大幅に年収アップが実現します。
私の場合も何度も選考で落ちて辛い思いをしました。
はい次の会社、はい次の会社と、諦めずに応募を続けて続けて、本当に良かったと思います。
まとめ
経理職が年収を上げる方法は2つあります。
1つ目は、実績を積んで評価を得ることです。
2つ目は、大幅に年収を上げるには、収入の高い業界や大手企業に転職することです。
なお転職することで、経理としての新しい知識と経験も得ることができます。